『ディスレクシアだから大丈夫!』
もじこ塾の考え方の根幹にある、一冊の本を紹介します。
「ディスレクシアは脳の配線の違いであり、読み書きの苦手はディスレクシアの一面でしかない。
「ディスレクシアの人たちは、非ディスレクシアにない能力・・・空間把握能力、俯瞰能力、エピソード記憶、シミュレーション能力をもつ。他の人が持っていない特異な能力をもつ少数者である」
本書の考え方は、もじこ塾が開設されたときから、常に土台となってきました。
ディスレクシアをポジティブに理解するために不可欠な一冊です!
『ディスレクシアだから大丈夫!視点を変えると見えてくる特異性と才能』
(原題:The Dyslexic Advantage)
金子書房刊、3,800円+税
ブロック・アイディ、ファーネット・アイディ著
藤堂栄子監訳、辻佑子・成田あゆみ 訳

この本が翻訳される前に、内容をまとめたものです。
小学校ではディスレクシアが表面化せず、中学で英語が始まってはじめて読み書きの困難が激しく出ることについて、原著者が2005年に指摘した記事。「うちの子はこれです」と話される方がたいへん多い記事です。