ディスレクシアとは
ディスレクシアは直訳すると「難読症」ですが、その現れ方は多彩なため、ディスレクシアを定義するのは簡単ではありません。
もじこ塾では医学上の定義も踏まえた上で、ディスレクシアをおおむね以下のようなものと考えています。
また、ディスレクシアのプラス面を、文字の苦手というマイナス面以上に重視しています。
ディスレクシアとは、
知能は普通だが、読み書きが苦手（読み間違いが多い、読むのが遅い、読むと疲れやすい、字を書くのが苦手）。
勉強しているにもかかわらず、字にまつわる部分だけが突出して苦手な状態を指す。定義上、知的障害ではなく、普通以上のあらゆるIQにみられる。
脳神経上の違い、特に音と文字の脳内での結びつきが弱いことから起こるらしい
日本語より英語に出やすい。また日本語の場合、漢字に出やすい人と、カタカナ(ひらがな)に出やすい人がいる
10人に1人程度いるというのが通説
家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい
ディスレクシアのチェックテスト・もじこ塾ver.
ディスレクシアのチェックテスト・もじこ塾ver.
ディスレクシアのチェックテスト(IDA式など)
ディスレクシアのチェックテスト(IDA式など)
IDA(アメリカ最大のディスレクシア学会・啓発団体)が作成したチェックテストの和訳です(ブログ「on dyslexia」に飛びます)
チェックテスト本文もですが、寄せられたたくさんのコメントから、ディスレクシアの何たるかがよく分かります。